塗師屋いち松
About Company
塗りを重ね、直して使う。
暮らしに寄り添う輪島塗。
塗師屋いち松は、石川県輪島市で三代にわたり輪島塗を手がける工房です。下地から上塗りまでの「塗り」を一つの工房で管理し、日常使いの器から業務用製品、修繕まで、使い手とつながるものづくりを続けています。
つくることと、届けることを担う塗師屋
塗師屋は、漆を塗る仕事に加えて、使い手の要望を聞き、木地や加飾などを担う職人と製品をつくり上げる役割も持ちます。いち松では、二代目・一松春男から三代目・一松聡司へ、その仕事を受け継いできました。
輪島の工房と、金沢の直営店「塗師屋 うるしの木」を通じて、制作と販売、使い続けるための修繕を手がけています。
「塗り」の工程を、一つの工房で
いち松が掲げる「全工程一工房管理」は、輪島塗の中でも下地から上塗りまでの塗りの工程を、自社工房で一貫して管理するものです。工程をまたいで仕上がりのイメージを共有し、器の表面だけでなく、その下に重なる仕事にも目を配ります。
日常の器と、能登の海を映す「波涛」
いち松
椀、合鹿椀、大椀、マグカップ、盃・ぐい呑み、茶托、皿、盆などを展開。食事やお茶、酒の時間に取り入れる輪島塗を届けています。
いち松 波涛
冬の能登の海に立つ大きな波と、波の花から着想したシリーズ。幾重にも塗った漆に金箔をあしらい、独自に調合した朱合漆で仕上げます。使い続ける中で変わる色合いも魅力です。
画像:塗師屋いち松 公式商品紹介ページ
二代目・一松春男の塗りの仕事
二代目の一松春男は、自動車整備士として働いた後、家業の輪島塗へ入りました。1996年には金沢市主計町に「塗師屋 うるしの木」を開店。塗りの仕事を軸に、器の制作だけでなく修繕にも取り組んできました。
現在は三代目の一松聡司が、使い手の声を制作や修繕へつなぐ塗師屋の仕事を担っています。
料理のための器、使い続けるための修繕
日本料理店やレストランに向けた業務用製品、店舗の特徴や料理に合わせるオリジナル製品を手がけています。形や使い方を相談しながら、食の場に合う輪島塗を考えます。
漆器の破損やくすみなど、状態に応じた修理・補修、リメイクにも対応。新しくつくる仕事と直す仕事の両方を通じて、器を長く使うための相談を受け付けています。
取材記事・協業先による紹介
漆塗師「いち松」とPECOLOが紡ぐもの
ペット用品ブランドPECOLOが、いち松とのものづくりを紹介。日々使う道具に漆を取り入れる背景と、工房の塗りの仕事を伝える協業先のコラムです。
協業紹介を読む →三代目・一松聡司が語るものづくりと商い
石川県産業創出支援機構の「店ナビいしかわ」に掲載された取材記事。顧客との直接のやり取り、修繕の仕事、金沢の店舗、2024年の被災後の取り組みが紹介されています。
取材記事を読む →事業者情報
| 名称 | 塗師屋いち松 |
|---|---|
| 代表者 | 一松 聡司(三代目) |
| 工房所在地 | 〒928-0041 石川県輪島市中段町長口37-4 |
| 直営店 | 塗師屋 うるしの木 〒920-0831 石川県金沢市観音町1-3-10 |
| 事業内容 | 輪島塗の企画・制作・販売、業務用・オリジナル製品の制作、漆器の修理・補修・リメイク |
| 主な製品 | 椀、カップ、酒器、茶托、皿、盆、箸、「いち松 波涛」など |
| Web・SNS |
所在地は公式サイト掲載情報です。来店・工房訪問については、事前に事業者へご確認ください。
