富山県高岡市で開催される「工芸都市高岡クラフト展」は、全国からクラフト作家が集う工芸イベントとして毎年注目を集めています。伝統技法を活かした作品から現代的なデザインまで幅広く展示され、購入できるだけでなく、作家との交流やものづくり体験を楽しめるのも魅力です。
この記事では、2025年10月に開催される「工芸都市高岡2025クラフト展」の見どころやアクセス方法、料金情報までをわかりやすく紹介します。クラフトファンはもちろん、工芸の魅力を知りたい方にもおすすめのイベントです。
目次
工芸都市高岡2025クラフト展とは?
工芸都市高岡2025クラフト展では、富山県高岡市で開催される伝統工芸と現代デザインの祭典です。
高岡銅器や高岡漆器をはじめとする地域工芸に加え、全国から多彩なクラフト作家やブランドが集結します。
展示や販売はもちろん、職人による実演や体験型ワークショップも用意されており、工芸の魅力を五感で味わえる点が特徴です。
暮らしに生きる道具からアート作品まで幅広いラインナップが揃うため、初めての方もリピーターも新しい出会いを楽しめるイベントです。
イベントのコンセプトと見どころ概要
「工芸都市高岡2025クラフト展」は、高岡市が400年以上にわたって育んできた工芸文化を背景に、全国から集まる作家やクリエイターの優れた作品を一堂に展示する総合コンペティションです。
このイベントは1986年に始まり、今回で37回目を迎える「工芸都市高岡クラフトコンペティション」の一環として開催されます。
産地プロモーションと地場産業の活性化を目的とし、「伝統の継承だけでなく、新たな市場とのつながりを生み出す場」として発展してきました。
高岡市の工芸文化は、1609年(慶長14年)に加賀藩主・前田利長が高岡城築城の際、7人の鋳物師をはじめとする職人を招いたことに始まります。
現在では高岡銅器が国内シェア90%以上を誇り、高岡漆器の螺鈿技法も国内シェア約9割を占めるなど、日本を代表する工芸産地となっています。
会場では、金属、漆、ガラス、テキスタイル、家具など多様な分野の作品が展示され、生活に取り入れやすい実用品から美術品のような鑑賞性の高い作品まで幅広く楽しむことができます。また、気に入った作品は予約注文も可能です。
どんな人におすすめ?
初めて参加される方には、1986年から続く歴史ある全国公募展として、金属、漆、ガラス、テキスタイル、家具など多様なジャンルの優秀作品を一度に鑑賞できる貴重な体験をお勧めします。
入場無料で予約不要のため、気軽に現代クラフトの魅力に触れることができ、気に入った作品は予約注文で購入も可能です。
工芸・クラフトに関心のある方にとっては、素材や用途を問わない総合コンペとして数多くの若手作家や才能を発掘・発信してきた本展が、現代クラフトの最前線を知る絶好の機会となります。
400年以上の歴史を持つ高岡の伝統工芸技術との関連性も感じられるでしょう。
作家・クリエーターの方には、全国レベルの作品を直接鑑賞し、素材の魅力を活かした優れたデザインの作品を通じて新たなインスピレーションを得られる場として価値があります。
2025年から始まる作家と企業を繋ぐ商談会により、商品化への道筋も見えてきます。
注目すべき変化として、2025年からビエンナーレ化(2年に1回の開催)となり、商品開発期間を十分確保し協業支援を強化する新たな取り組みが始まります。
また、高岡展に加えて12月には東京展も開催される予定で、全国への発信力も向上しています。
伝統の継承だけでなく、新たな市場とのつながりを生み出す場として進化する本展は、工芸・クラフトに関わるあらゆる立場の方にとって価値ある体験となるはずです。
2025年の注目トピック(作家と企業の協業支援・体験型イベント)
入選作品は10月の高岡展に加え、12月に東京展でも展示される予定で、全国への発信力も強化されます。
また、作品の予約販売も実施され、より実用的なクラフト展として注目されています。
新鋭作家による作品は、若手作家のアート展「高岡で澄む」で体感できます。
高岡ゆかりの若手アーティストによるグループ展として、歴史ある古民家などを会場に、複数の場所を巡りながら現代の息吹を感じる作品に出会えます。
アクセス・開催情報
工芸都市高岡2025クラフト展は、工芸文化の中心地・富山県高岡市で開催されます。
歴史ある街並みと現代的な施設が融合した会場は、工芸を体感するのにふさわしい環境です。
例年多くの来場者で賑わうため、アクセス方法やチケット情報を事前に把握しておくと安心です。ここでは、会場の基本情報や開催日程、交通手段、入場ルールなど、参加に必要な実用的な情報を整理しました。
初めて訪れる方もリピーターも、スムーズに楽しめるように準備しておきましょう。
「工芸都市高岡2025クラフト展」イベント概要:会場・日程・開催
「高岡クラフト展」
- 会期:2025年10月17日(金)~19日(日)
- 会場:御旅屋セリオ 2階特設会場(富山県高岡市御旅屋町101)
- 入賞作品・入選作品等の展示・販売
- 入場:無料
- 公式HP:https://www.ccis-toyama.or.jp/takaoka/craft/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/takaoka_craft/
「東京クラフト展」
- 会期:2025年12月18日(木)〜27日(土)
- 会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
- 入賞作品・入選作品等の展示・販売
- 入場:無料
- 公式HP:https://www.ccis-toyama.or.jp/takaoka/craft/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/takaoka_craft/
2025年の「高岡クラフト展」は、10月17日(金)~19日(日)の3日間、御旅屋セリオ 2階特設会場(富山県高岡市御旅屋町101)で開催されます。
開場時間については「時間:未定」となっており、詳細は今後発表予定です。
会場では、全国から寄せられた金属、漆、ガラス、テキスタイル、家具など多様な分野の入賞作品・入選作品等の展示・販売が行われます。
素材の魅力を活かした優れたデザインの作品が一堂に会し、お気に入りの作品は予約注文で購入することも可能です。
入場料は無料となっています。
同作品は12月18日(木)~27日(土)に東京のGOOD DESIGN Marunouchi「東京クラフト展」でも展示される予定です。
また、ワークショップや体験プログラムについては、事前開催の関連イベント「市場街2025」(9月20日~23日)でも充実した体験型コンテンツが提供されます。
合わせてイベントへの参加も検討してみてはいかがでしょうか。
「市場街2025」
- 会期:2025年9月20日(土)〜9月23日(火・祝)
- 会場:高岡中心市街地(山町筋エリア、御旅屋エリアを中心とする)
- クラフト&アート作品の展示・販売、工場・工房見学、地元グルメの販売、伝統産業職人や作家によるものづくりワークショップ等
- 入場:無料
- 公式HP:https://ichibamachi.jp/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/ichibamachi
公共交通機関・車での行き方と混雑回避
公共交通を利用する場合、高岡駅から会場の御旅屋セリオまで徒歩約10分でアクセスできます。
また、万葉線末広町駅から徒歩すぐ、末広町バス停からもすぐの立地です。
遠方から訪れる場合は、新幹線で新高岡駅まで移動し、そこから高岡駅へは路線バス(約8分、運賃160円)、JR城端線(約3分)です。
または、タクシー(約5分)を利用するとスムーズです。
高岡駅と新高岡駅間の路線バスは15~30分間隔で運行しています。
車での来場も可能で、会場には市営御旅屋駐車場(355台)をはじめ複数の指定駐車場があります。
特に令和7年4月1日から令和9年3月31日の間は、市営御旅屋駐車場が2時間無料となるため便利です。
ただし、イベント開催時は駐車場が混雑する可能性があるため、早めの到着が推奨されます。
チケット種別・購入方法・料金
工芸都市高岡2025クラフト展は入場無料です。事前のチケット購入は不要で、当日直接会場にお越しいただけます。
会場では入賞作品・入選作品等の展示・販売が行われ、気に入った作品は予約注文で購入することも可能です。
なお、有料の体験プログラムについては、関連イベントとして別途開催されるものがあります。
随時更新される詳細は公式サイトでのお知らせをチェックしましょう。
見どころ・楽しみ方
工芸都市高岡2025クラフト展の魅力は、全国公募による優秀作品の集結と高岡の伝統工芸との出会いにあります。
400年以上の歴史を持つ高岡銅器や高岡漆器の技術的背景を理解しながら、全国から寄せられた金属、漆、ガラス、テキスタイル、家具など多様なジャンルの現代クラフト作品を鑑賞できるのは本展ならではの体験です。
素材の特性を活かした人の手と工夫による創造行為としての「クラフト」を通じて、伝統技術の継承と新たな表現の可能性を同時に感じることができます。
入賞作品・入選作品の展示では、作家の技術力とデザイン性の高さを間近で確認でき、予約注文システムにより気に入った作品を購入することも可能です。
高岡銅器・高岡漆器×現代クラフトの競演
高岡は銅器や漆器といった日本を代表する伝統工芸の産地であり、クラフト展ではその技術と美意識が前面に打ち出されます。
重厚な鋳造技術による高岡銅器は、仏具から現代インテリアまで幅広い表現が見られ、漆器は堅牢さと繊細な加飾を兼ね備えた作品が揃います。
さらに、全国から集まった若手クラフト作家の陶芸、ガラス、木工とのコラボ展示が行われ、伝統と現代の融合を一度に体感できるのが最大の魅力です。
実演やトークイベントも予定されており、技法の奥深さを知る機会にもなります。鑑賞を通じて、高岡の工芸文化が未来へと進化していく姿を感じ取れるでしょう。
作品購入と予約システムの活用
工芸都市高岡2025クラフト展では、全国公募で選ばれた優秀作品の展示・販売が行われます。
金属、漆、ガラス、テキスタイル、家具など多様なジャンルの作品が一堂に会し、素材の特性を活かした現代クラフトの魅力を存分に味わうことができます。
会場では予約注文システムが用意されており、気に入った作品を確実に購入することが可能です。
最新情報の確認方法については、公式サイトや公式をご活用ください。過去の実績として、入選作品詳細がウェブサイトで公開されているため、事前に作品の傾向を把握しておくと、より充実した鑑賞・購入体験につながります。
会場の回り方:混雑対策と時短テク
工芸都市高岡2025クラフト展は、人気作家のブースや実演コーナーを中心に混雑が予想されます。
そのため、効率的な回り方をあらかじめ考えておくと安心です。
また、大きな荷物を避ける工夫や、持っていくと便利なアイテムを準備することで、会場内でのストレスを減らせるでしょう。
ここでは、混雑回避のルート、事前準備のコツ、持ち物の工夫について紹介します。
朝イチ/昼過ぎ/夕方の効率ルート
開場直後の朝イチは、限定販売や人気作家のブースを狙う絶好の時間です。
まだ来場者が少なく、じっくり作品を見たり購入できたりするため、事前に目星をつけたブースへ直行すると良いでしょう。
一方、昼過ぎは混雑のピークですが、体験ワークショップや飲食エリアを利用するには最適な時間帯です。
展示スペースが混雑する一方で、比較的落ち着いて参加できる体験コーナーもあるため、空き時間を有効に使えます。
夕方は来場者が減り始めるため、再度ゆっくり展示を鑑賞できるチャンスです。
混雑を避けたい人は、午前と夕方に重点を置くのがおすすめでしょう。
必携アイテムと荷物管理のコツ
混雑した会場を快適に回るためには、持ち物の工夫が大切です。
まず必携なのは、エコバッグや折りたたみバッグ。陶器や漆器などの工芸品を購入する場合に備え、緩衝材入りのバッグがあると安心です。
また、小銭や交通系ICカードを用意しておくと、支払いがスムーズになります。
さらに、整理券や購入リストをスマホにメモしておくと効率的です。荷物が増える場合は、会場に設置されるコインロッカーや宅配サービスを活用し、身軽に動ける状態を保つのが理想です。
長時間の滞在を想定して、水分補給用のボトルやモバイルバッテリーも携帯しておくと快適に過ごせるでしょう。
まとめ
工芸都市高岡2025クラフト展は、伝統工芸と現代クラフトが一堂に会する貴重なイベントです。
高岡銅器や高岡漆器をはじめとする地元の技と、全国から集まる新しい発想の作品が交わり、見る・買う・体験する楽しみを一度に味わえます。
混雑を避けて効率よく回る工夫や、整理券・事前予約の活用、エコバッグや小物収納など持ち物の準備をしておくことで、より快適にイベントを楽しめるでしょう。
工芸品の魅力を深く知りたい方、特別な一点を探したい方、または家族で体験型の催しを楽しみたい方にもおすすめです。
2025年10月の開催をきっかけに、伝統と革新が織りなすクラフトの世界にぜひ触れてみてください。