江里 朋子

重要無形文化財「截金」保持者

About

時を超えて輝く、截金の美——未来へ紡ぐ伝統のこころ

截金は金箔やプラチナ箔を竹で作った刀で細く截り、筆を使って貼りつなぎ文様を描く技法です。日本では仏像、仏画の加飾荘厳に適した技法として発展、高められてまいりました。私自身も仏像への荘厳に携わりながら、自身の工芸作品にも、この技法を守り伝えてきた先人のこころを大切に受け継ぎ、いまの時代の截金の表現を模索しています。
截金という存在を身近に感じて頂けたら嬉しく思います。また、1日の時間の流れ、見る角度によって変わる截金の輝きも感じて頂けたらと思います。

Biography

  • 2024年
    第71回 日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞
    第58回 西部伝統工芸展福岡市長賞
  • 2023年
    第57回 西部伝統工芸展KKB鹿児島放送賞
  • 2022年
    第56回 西部伝統工芸展日本工芸会西部支部長賞
  • 2021年
    第55回 西部伝統工芸展日本工芸会西部支部長賞
  • 2019年
    第27回 伝統工芸諸工芸展日本工芸会賞
    第54回 西部伝統工芸展朝日新聞社大賞
  • 2013年
    第48回 西部伝統工芸展九州朝日放送賞
  • 2011年
    第58回 日本伝統工芸展日本工芸会新人賞
  • 1994年
    母である 重要無形文化財 「截金」保持者 江里佐代子に師事
    京都芸術短期大学 専攻科 日本画コース 修了
  • 1972年
    京都府京都市に生まれる

 

Portfolio

1
截金額装 星の径
きりかねがくそう ほしのみち

截金額装 星の径

2
截金絲綢飾筥 花游
きりかねしちゅうかざりばこ かゆう

截金絲綢飾筥 花游

3
截金絲綢額装 游華 壱
きりかねしちゅうがくそう ゆうか いち

截金絲綢額装 游華 壱