About
伝統を未来へ結ぶ、輪島塗沈金の至芸
1954年生まれの漆芸作家で、石川県輪島市を拠点に活動しています。沈金という漆器に線を彫り、金粉や金箔を埋め込む伝統技法の持ち主で、2018年に重要無形文化財「沈金」の保持者として人間国宝に認定されました。
輪島塗の分野で高い技術力と芸術性が評価され、数々の展覧会で受賞歴があり、伊勢神宮の御神宝制作にも携わっています。現在は工房や輪島塗資料館などで後進の指導にも尽力し、国内外から高い評価を受けています。
Biography
- 1954
石川県輪島市に生まれる - 1973
福光文次郎氏に師事 - 1976
第23回日本伝統工芸展初入選 - 1993
伊勢神宮式年遷宮御神宝製作奉仕 - 2012
紫綬褒章受章、伊勢神宮式年遷宮御神宝製作奉仕 - 2017
横浜伊勢山皇大神宮参集殿御柱製作奉仕 - 2018
重要無形文化財「沈金」の保持者に認定、北國文化賞受賞 - 2020
金沢港クルーズターミナルモニュメント「玉響」製作
Portfolio
1
漆象嵌「浄華」合子